• こころ館研究員

とよのわたし研究室、第2期スタート!



大阪府豊能町では、自分らしさを発揮して生きる人がいっぱいの町をめざして、2018年度から”これからのわたしらしい生き方”を発見するための女性活躍人材育成講座「とよのわたし研究室」を実施してきました。


昨年度の講座からは、14名の研究員(1期生)が誕生。

講座修了から4ヶ月以上が経った今、ある方は個人事業主として起業され、

またある方は、ここで出会ったメンバーのよりどころをつくるべく団体立ち上げの準備に取り組まれるなど、皆さんそれぞれのペースでわたしらしい未来に向かって歩み始めておられます。


そんな1期生のみなさんに続いて、先日6月11日、ついに待望の第2期「とよのわたし研究室」がスタートしました!

今回研究生として参加されているのは、豊能町在住・在勤の30〜60歳代の女性の皆さん10名。そのうち3名は、役場職員さんです。


初回となるこの日は、こころ館代表の松原による「自分らしさ(アイデンティティ)」についてのレクチャーと、「自分らしさ診断」のワークを中心に講座を行いました。


まずは全員で円座になり、チェックインをしていきます。今回はお伺いしたのは「とよのわたし研究室に参加した動機」について。お話いただいた内容を、一部抜粋してご紹介します。


「それなりに楽しく働いて生きてきたけれど、最近このままでいいのかなぁと思うようになってきています。漠然とやりたいことはあるのですが、いざとなると踏み出せない。そんな自分と向き合えればと応募してみました」


「3人目の子どもが生まれたのを機に、14年間両立してきた仕事を辞めて、夢の専業主婦になりました。ありがたい暮らしだと思う一方で、子ども3人とずっと一緒にいる生活はあっという間に毎日が過ぎて、ついキーッとなってしまい…このままでいいのかな、少し立ち止まれたら、と思い参加しました」


「自分らしく暮らすことへの難しさや、自分の居場所というものについてよく考えるようになっています。子どもに対して“自分らしく生きなさい”とはよく伝えるけれど、そもそも私にとっての自分らしさって何だろうと。それを見出せたらと思っています」

「以前からこんな場に参加してみたいと思っていて、集団行動は苦手だけれど今回勇気を出してみました。いろんな自分を探して、表現できるようになりたいです」

この他にも


「発表会で、たまたま職場の同僚の発表を見た。最近はつらつとしてはるなぁと思っていたら、わたし研究をしていたのかと。そんなこともあって、一歩踏み出してみたいなぁと思って参加してみました」


「自分らしく生きていると思っていたので、以前はこの講座のことをあまり気にしていなかったのですが、レポートを読んだり1期生の方からの紹介を受けてだんだん気になってきました」


「1期生だった同僚にすごく勧められて」


と、昨年度のとよのわたし研究室に刺激を受けて応募してくださった方も!

新たなご縁に、チェックインからワクワクが広がっていきます。

さて、いよいよここから、わたし研究をスタートしていきます。

まずは、松原より「なぜわたし研究をするのか」についてレクチャー。松原自身の過去の体験や、アイデンティティの形成過程を踏まえ、わたし研究を行う意義についてお話させていただきました。

この時点では、まだまだ緊張気味な皆さん。

次に取り組んでいただいたのは「自分らしさ診断」です。

この診断の特徴は、自分らしくなれない時の傾向がわかるということ。自分らしくなれない原因を探るだけでなく、今よりもっと自分らしく生きるためのヒントをお伝えするので、自分らしさをアップするための参考にしていただくことができます。

今回の診断では、「仕事をしている時(あるいは公的な役割をしている時)の自分」と、「プライベート(家族や友人・パートナーなど、仕事関係以外の人と関わっている時)の自分」という2つの自分を比較することで、どんな時に自分らしさ/らしくなさを感じているのかをワークシートを使って細かく分析していきました。

ワークシートを記入した後は、自分らしくない時のキーワードを手がかりに、3人一組のグループになり、インタビュアーが

「どんな時に自分らしくないと感じるか」

「なぜそう感じるのか」

「今よりもっと自分らしくなるには、どうすればよいだろう?」

の3つのポイントについて聞いていくインタビュー形式のグループワークでさらに深掘りしていきます。

「自分と違うタイプの人に出会った時に、すごく反応する自分がいます」


「自分が“こうしておいた方がいい”と思う手順通りに物事が進まなかった時には、自分らしさを出せなくなるかも…」


時には考え込んでしまったり、言葉を詰まらせたりしながらも、真剣に言葉を紡ぐ語り手の皆さん。それを聴くメンバーも深く頷きながら受け止めます。


お話が終わったら、聴き役のメンバーが、スピーカーの方への応援の気持ちを込めた「ギフトメッセージ」を”しるらないカード”にのせてプレゼントしていきました。


「今は〇〇さんにとってしんどいことも、そこまで積み重ねてきたことが、いつか“やってきてよかった”に変わる日が来るように感じました」


「こんなところをもう客観的に気づいているが、すごいと思います!」


「さっきおっしゃっていたことを、こういう見方にしてみたら、もっと気持ちが軽くなれそうな気がしました!」


今日初めて出会ったメンバー同士でしたが、このようにやり取りし合う中で、早くも見えないつながりが生まれはじめているように感じました。


終わる頃には緊張やこわばりがほぐれ、スッキリした表情の皆さん。

最後のチェックアウトでは、


「本当の自分を出せない自分がいることをずっと感じていたので、この場ではなんでも喋れることが、すごくありがたく感じました。ホッとした感じがする」


「あまり自分のことって、話してはいけないんだと思っていました。でも今は、話すことでわたしの気持ちをわかってもらいたい、ただ共感してもらいたい。そんな気持ちがあります」


「皆さんとお話しする中で、環境に恵まれていた自分に気づきました。これからはもっと思いやりを持って、周りの人にも幸せを与えられるような環境を自分が作れたら」


「これまで頑張り抜いてきた自分をやんわりさせてあげたい、ありのままになりたい、と思います」


などの感想があがっていました。

実は今回の講座には、自ら協力を申し出てくださった3名の先輩1期生の姿が。

わたし研究を通して、少しずつ自分自身の「本当にやってみたかったこと」が花開こうとしている1期生の皆さん。


「顔も名前も知らなかった人たちと、あっという間に仲良くなり繋がって、新しい家族ができたような、本当に宝物をいただいたと感じます。今日参加されたみなさんもすごく素敵で、これからまた、新しいどんな花が咲いてくんだろうと思うと、ワクワクが止まりません!」


という1期生からのメッセージに、心からの頼もしさを感じたこころ館一同です。

2期生の皆さんには、どんな可能性が眠っているのでしょうか。

これからの展開が楽しみでなりません。


次回の講座は7月16日(火)です。

今後とも「とよのわたし研究室」をどうぞお見逃しなく!



当日の様子は、豊能町ホームページからもご確認いただけます。

http://www.town.toyono.osaka.jp/page/page003284.html

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