こころ館の資源は信頼エネルギー

こころ館で働く研究員は、「自分らしくある感覚」を大切にしています。こころ館のワークを受けた人が「自分らしさを取り戻した瞬間」に立ち会えることが、研究員にとっては何よりの幸福感を得る瞬間であり、報酬だと言います。そんな研究員たちは、お腹が痛くなるほどよく笑います。そして、驚くほどお互いに親切です。人が嫌がる仕事を率先してやる人が多いのも特徴です。よく周りの人から「いつも楽しそうだね!こころ館!」と言われるのは、研究員のみんながいつも「自分らしく生きる」ことを身につけているからかもしれません。

 研究員の多くは、こころ館以外の仕事を掛け持ちしており、仕事量も人により異なります。もしかすると「私にばっかり仕事を押しつけて」と考えてしまう環境にあるかもしれません。しかし、仕事を自分の成長と捉えている研究員にとっては、そこにはストレスがないようです。例えば、夜遅くまで仕事をしている研究員がいると、他の研究員が買い物に行きご飯を作って提供してくれる。そんな家族のように支え合うコミュニティがこころ館の大きな特徴です。

 そんなこころ館の資源は、人と人とが損得で動かない信頼エネルギーです。これは、貨幣による等価交換中心の現在の経済とは異なり、見返りを求めず、与えることを優先する”ギフトエコノミー”の経済のカタチと似ています。こころ館の活動に惹かれて集うプロボノワーカーたちもまた、自分のプロとしてのスキルを提供し、金銭的な報酬だけでは得られない深いつながりや自己成長・人の幸せを報酬として受け取り応援してくれます。モノやお金では得られない人と人とのつながりから生まれる信頼エネルギー資源を軸に、市場経済と融合していくことをこころ館では目指しています。

​こころ館研究員&研究テーマ

川口仁美研究員

中西阿紗子研究員